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会長挨拶

会長
齋藤 繁
群馬大学大学院医学系研究科 麻酔神経科学分野

日本麻酔科学会第69回年次学術集会ならびにThe 10th International Symposium on The History of Anesthesia(ISHA)の会長を務めます群馬大学大学院医学系研究科麻酔神経科学分野の齋藤です。年次学術集会ならびに国際麻酔史シンポジウムを開催させていただくにあたりご挨拶申し上げます。

第69回年次学術集会は2022年6月16日(木)~18日(土)の3日間、神戸での開催を予定しています。新型コロナウィルス感染症の感染拡大は世界の社会、経済に歴史的な影響を与え、当会の学術集会も2回連続して現地開催のない会合となりました。2020年に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックも1年延期された上に、完全無観客での開催となり、スポーツを通じた国際交流も映像上での盛り上がりのみで終了となっています。こうした時の流れの中で人々はイベントや集会、出勤、登校などのあり方を大きく見直すことになり、そもそも人はどうして集まるのかという、根源的な問いかけまで行われています。

学術集会に関しては学術的な意見交換そのものは電子媒体経由でも十二分に行えること、定型的な会議は物理的な移動を伴わないウェブ会議の方が参加者も集まりやすく低コストで合理的なことも確認されました。一方、お互いの息遣いが感じられないと盛り上がらないやりとりや、現状の媒体では雰囲気が伝えきれない人間臭い交流も学術集会に求められている要素であることを多くの方が感じておられます。そこで、第69回は、前2回で実現し得なかった、お互いの息遣いが感じられる交流の場としての学術集会の再開を図りたいと考えています。

本学術集会のテーマは並行開催される10th ISHAと合わせて『探ってみよう!麻酔科学の黎明から未来まで(Exploring our origin and future)』とさせていただきました。麻酔科学が専門とする、鎮痛、呼吸管理、体液管理などは医学史の当初からの課題であり、人々が外傷や病疫と戦ってきた過程そのものと言えます。COVID-19パンデミックのなかでも、こうした医療技術が治療・療養の主軸となりました。健康な毎日の素晴らしさを人間社会に生きる多くの人々が再認識するなか、日本麻酔科学会の年次学術集会ならびに10th ISHAの双方において、麻酔学の歩んできた道、そしてこれからのあるべき姿をとことん探索したいと考えています。

第69回は、大きな制約の中で開催された前2回において持ち越しとなった企画や要望をしっかりと受け止め、また、前2回で蓄積されたノウハウを最大限活用して、天岩戸が開いたかのような高揚感の中、明るく楽しくためになる年次学術集会として演出したいと思います。会員の皆様のご期待に応えられる学術集会となるよう、学術集会実行委員会の委員と共に、ユニークな発想で企画を練っております。是非、本学術集会に御参加いただき、新しい時代を牽引する麻酔科医としての知識と技術と元気をお持ち帰りいただければと希望いたします。

まだまだ、COVID-19への対応が落ち着かず、日常業務に多忙な日々をお過ごしのことと存じますが、来る2022年6月16日より3日間は神戸に集い、本学術集会での議論を通じて麻酔科医としての素養を大いに研ぎ澄ましていただける機会となるよう祈念しています。もちろん、現地への移動が難しい方々におかれましては、オンデマンド配信の学術集会プログラムを存分にご活用お願いいたします。

多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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